【インターンシップ⑳】資格を取ること
ナカツーには技能資格を持っている人が15人程います。
私は資格というと漢検や英検などが頭に浮かび、そのような勉強にかかわることしか知らなかったので、
技能検定というのはどういうものなのか知りたいと思い、調べてみました。
技能検定は働く人々の有する技能を一定の基準により検定し、国として証明する国家検定制度だそうです。
技能に対する社会一般の表かを高め、働く人々の技能と地位の向上を図ることを目的として職業能力開発促進法に基づき、実施されています。
確かな技能の証として各職場において高く評価されており、合格者は「技能士」と名乗ることが出来ます。
特級は一級合格後5年以上、一級は7年以上、二級は2年以上という受験資格があります。
受験資格を得るまでにはかかる時間が長くて驚きました。
でも、それだけ経験を積まなければ取得できないものなのだとわかり、資格をとるのは簡単ではないのだと改めて思いました。
種類の多さにも驚きました。
金属に関係ある技能だけでも、鋳造・鍛造・金属熱処理・金属製作・金属プレス加工・鉄工・工場板金・金属ばね製造などたくさんの種類がありました。
色々な技能があってこそ製品が出来るのだと改めて理解しました。
技能を取得した方にお話を聞いたところ、技能取得の為に勉強することで忘れていたことに気づいた、と言います。
仕事に慣れてくるとどうしても効率を優先してしまい、基本が疎かになってしまいます。
技能を取得するのに、安全が第一であり基本が重要であるということを思い出すいい機会だとわかりました。